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今更ですが、感想を(北方史記検

ちょこちょこ漏らしてましたが、北方史記四巻の感想を書こうと思います。
好きとか萌とか可愛いとか、気持ち悪い言葉がぽんぽん出てきますのでお気をつけください。
突然腐女子単語が飛び出すかと思われます。

史記 武帝記検 碧綿謙三)
霍去病が死に、匈奴は北方へ去りました。
しかし漢には奇妙な空気が立ち籠めていきます。
兆候は三巻からもありましたが、武帝が悪い意味で独裁者になっていきます。
ただ、単なる独裁者ではないのも劉徹でした。
一方の匈奴は、新しく生まれ変わろうとしている、強い気風があります。
誰もが揺れ動き、変わり、成長し、老いて、死んでゆく、
それぞれの目線と生き様が愛おしいです。

漢サイド
劉徹(武帝)…漢の皇帝。桑孔羊や衛青を登用した。見る目あります。
衛青…姉の縁で登用されたが、実力で漢の大将軍に昇った。元奴隷。
桑孔羊…文官。商人の子だが、劉徹に仕えてン十年。衛青とは友人。
霍去病…衛青の甥。若くして活躍した将軍だが、三巻で突然死去。
李陵…李広という有名将軍の孫。衛青に見込まれている。まじめで良い子や…。
蘇武…衛青の部下の息子。李陵の友達で文官志望。なかなか切れ者。
司馬遷…史官。学問にしか興味のない頑固者。後に『史記』を著す。
張騫…匈奴に捕まりながらも十数年の歳月を掛けて西域を旅した。
匈奴サイド
伊稚斜…先代の匈奴の単干(ぜんう:王)。漢の総攻撃を受け、北方に退却し死去。
烏維…伊稚斜の長男。現単干。昔はやんちゃだったが今は落ち着いている。
呴犁湖…伊稚斜の次男。軍事の才能に優れるが、霍去病と戦い負傷した。
且鞮侯…伊稚斜の三男。軍の指揮は微妙だが、それ以外は割と有能。
頭屠…伊稚斜が見つけ犁湖が育てた武将。霍去病のライバル。四人目の兄弟。

続きより感想。かつて無いほど長くて発狂しています。


・司馬遷うぜえwww好きだけどうぜえw主に被害者は桑孔羊どの。時々趙禹
司馬遷は富貴になれないことに一抹のコンプレックスはある。しかし誇りにもしている。屈折してんなあ。
戦はしない方が良い。だけど衛青や霍去病のような軍人が嫌いなわけではない。
しかし李陵くんと友達になるフラグが微妙だだ…。今の段階では「素直そうな軍人志望の子」ぐらい。
あ、李陵が朱咸・柯賀に出会ったのは、司馬遷の意志に近づく機会だったのか?ってことはこれから司馬遷と李陵くんが接触することがあれば…。ううむ。
・どんどん人が死んでゆく四巻。始めは張騫さん。夢と現が混じり合って悲しい。朱咸と柯賀に会いたかった、もっと旅をしたかった、だろうな。
張騫さん家族(堂邑父含む)はなんか明るくてかわいい。奥さんと張騫さんが好きだ。愛だ。
張騫さん、年齢や病による死かもしれないが、なかなか陛下に評価されないという精神的な疲労もあったんじゃないだろうか。
元気なうちに旅に出してあげたり、外交の第一線で働ければ違ったかもしんないのになー。
えええ衛青どの!何会いに来てんの!?おじ上の行動に萌えるっ…!つうかおじ上は突然人を訪問しすぎwんで人を見る目ありすぎ…!
何それ、桑孔羊どのづてで張騫さんが評価されていたことを知るとか!人に言わずにそういうことやるって何なの!?
おじ上と張騫さんの会話良すぎるそして寂しすぎる。もっと絡んでくれれば良かったのに。
おじ上の「旅をしてみたい」は「職を辞してどこかに行きたい」なのかも知れないな。
・衛青どのはそんなに「将軍!どーん!」という外見じゃないっぽい。てか普通っぽい。
おじ上って若い頃ロクなもの食べてなさそうだし、発達悪いんじゃ。生活・職業があれだから体はしっかりしてると思うけど。
「柔和な初老の男」「李広利や霍去病のががっしりしている」「李陵に身長を追い越された」だとお…!
ついでに三巻などより「見慣れない着物姿」「似合わない着物」…。似合う…そういう表現が似合ってて萌える…。威風堂々とか将軍の威厳とか、そういう感じではないのだろうな。
・張騫さん、衛青どの、烏維さん、呴犁湖さん…それぞれの死に方・死への考え方、遺したもの。北方先生、あんたは凄いよ。
・頭屠と且鞮侯がめっちゃ仲良いw且鞮侯が弟をいじる兄ちゃんみたいだ。ってそのまんまか。確かに〔呴犁湖:←尊敬・師匠:頭屠〕って感じで、呴犁湖より且鞮侯との方は気軽。
頭屠の恋愛模様にみんなニヨニヨ。兄貴三人だけでなく、部下の皆さんも。挙動不審な頭屠くん可愛いww何歳だお前はw
・この巻の桑孔羊どのは苦労しすぎ。ストレスで死ぬんじゃないか心配。話が合うのはもはや趙禹さんぐらい。衛青どのは中盤で死去だし。
司馬遷…助言を聞かなくて鬱陶しい。だけど放置するほど鬼畜ではない。
陛下…怖い。かと思えば労ってくれたり気遣ってくれたりするから手に負えない。
だけどみんなに頼りにされる。それが桑孔羊どの。乙。
・おじ上と李陵くん。……!(言葉にならない)なんかもう、三巻末から四巻のおじ上ったら無い。萌殺す気か。
去病が死んでからこのかた、寂しそうで寂しそうで堪らんです。未亡人かっての!
ただおじ上は、基本陛下一筋。陛下の意志を叶えたい、戦捷の報を贈りたい、役に立ちたい。なんつう健気さだよ…。さらには「大軍勢を率いて駈ける方が似合っていただろう」って、おま、お前…。
・腐った話で申し訳ありませんが、私は霍去病×衛青が基本です。
しかし四巻は陛下←←←衛青だと思うの。まあ史記の基本は陛下←衛青だとは思いますが。
・話ずれた。
・戦場では兵は物・駒、馬はただの乗り物。
しかしそれはおじ上の考え方の全てではなく、本来は、兵は心を持った人、馬は語り合う友人なんだろう。匈奴戦が(一応)終わってやっと戦場モードをオフに出来たんだな。
・「ただ、いまはまだ、昔のままの風韻を遺している」
なんか、この部分が堪らない。四巻の衛青どのの心持ちが一行にこめられているように思う。
過ぎ去っていったもの、降り積もっていく時間。いずれ形を失う建章宮に自分を重ねる所があるのか。
『寂しそう』って散々言いましたが、「寂しい」という言葉が文中にあったわけではありません。書かなくともそう読みとってしまう文章ってのは、これが文学なんだなあ…。
・またずれた。おじ上と李陵くんについて書こうとしてたのに。でも何かときめきすぎて書けない。この辺一字一句にどきどきするんだよ。
李陵・霍去病の対比は、おじ上だから見えるものだね。まさに親。師匠。さらっと自分が若い頃の話を混ぜてくれて心臓発作を起こしそうだ。もうむり。
・桑孔羊どのは、良く周りの人を見てるなあ。もちろん陛下の事も含めて。
桑孔羊どのの考え方だと、衛青は陛下にとって諸刃の剣ということになる。朱咸・柯賀の考えと一致しているというのは皮肉。
・桑孔羊どのの目で衛青どのや陛下が語られるって形はやっぱいいなあ。
四巻は割と桑孔羊どのが刺々しいときがある。やっぱストレスか。そんな中で趙禹さんとの会話ってなんか和む。癒される。
・衛青どのは「片腕が使えない自分オワタ」と言っているが、その実かなり有能だと思う。
泰山封禅は特に。
・おじ上愛されすぎ。誰ってみんなに。
先ずは陛下に。衛青を意地でも退役させないだの、戦に出して死なせたくないだの、衛青以外に誰が自分を守るのかだの…ったく、デレ過ぎなんだよ!陛下可愛いな畜生!
・陛下の心を読むって事と、同じ考えを持つって事はイコールではないんだな。泰山封禅の陛下と衛青の会話を見て分かった。
・「陛下の、お役に立てません」何で衛青どのはこう、良い言葉をぽんぽんと出してくれるの!?けしからん!
・呴犁湖さんと頭屠の見物。……!…………!烏維さん、且鞮侯さんも良い兄弟だ…。
頭屠くんはかなり将軍らしい雰囲気。もう二八歳かー。…晩婚だなこの堅物めw
しかも子供との対面シーンは本当に素敵だ。呂娟さんともラブラブ。末永くお幸せに。
・漢サイドは家族関係にドライだけど、匈奴の方は暖かい。
これは、漢が傾き、匈奴が頑張るターンというのを示していることでもあるのか。
・衛青どのは匈奴自身よりも匈奴の用兵を研究した。今は、頭屠が漢軍よりも漢軍の動き方を知っている。用兵・軍制について漢よりも考えている。
「衛青(と去病)に戦を教えられた」と言ってるのも伊達じゃないな。
・陛下の部屋。地形の土が消え、壁の地図が消えた。衛青や張騫、霍去病が戦った理由が消えた。こういう、ふと気付いたときの変化が空恐ろしい。
そして思い出すのは衛青どのと語り合ったこと。
・四巻は衛子夫さまが直接出ていない……gkbr一度陛下が会いたくなって訪れているのが救いだけど、史実を思うと心配でならない。ていうか、戻太子がもう少し出ても良いんじゃない?
・任安さんと衛青どの、もっと見せろ!なんでこう、他の人から語られる衛青や霍去病ってのは良いのかねえ。
やっぱり他人から見てもこの二人は仲が良かったんだと思うと、幸せだけどやるせない。
霍去病に生きてほしかったのは、帝や桑孔羊どのもある意味頭屠だってそうだけど、誰よりも衛青どのだろうなあ。
・烏維さんを単于と呼ぶか兄と呼ぶか、だと…。呴犁湖さんあんたってやつは…。
っつうか、匈奴の四兄弟は本当に凄い。それぞれに素敵だし、関わり合うと更におもしろみが増す。


っつか!四巻の五分の三ほどでこれかよww
烏維さんのこととか、桑孔羊どののこととか、陛下のこととかまだ書いてないのに!
おじ上が死ぬあたりは、書こうとするたび書ききれなくなってくる。霍去病の死から九年後。四十代後半ってとこか…。
ううっ。とりあえずもう止めときます。自分が変質者だと言うことがよくわかりました。
気が向いたら後半の感想を書こうかな。

中国史 comments(4) trackbacks(0)
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Comment








初めまして。「北方史記」で検索かけて参った者です。
元々中国史好きなんですが、私結構腐ってまして、北方史記読んで霍去病×衛青だの劉徹×衛青だのなんだの言ってたことがあるので、何だか嬉しくなってコメントさせていただきました。
この衛青、本当すごい愛されてますよね・・・

後半の感想楽しみにしてます!

from. 原 | 2011/09/03 10:27 |
!!?
こ、こんなコメントが来るなんて…!かつて無い衝撃と喜びです!
チェック・公開が遅れましてすいません!!
自己満足の記事ででCPの話題が来るなんて思いませんでした!
あああありがとうございますすすす
北方史記の衛青はしょっちゅう色んな人の話題にのぼっていて、即ち愛されているんだなあとホクホクしますね。
後半の感想…書いて大丈夫でしょうか…。
5巻もありますし、時間が出来たら合わせて書いてみたいと思います。

原さまの衛青関係の腐った話、大変気になります(<●> <●>)
良ければまたコメントくださいませv
from. 西 砂子 | 2011/09/09 23:27 |
こんばんは、レスありがとうございます^^
砂子さまもお忙しいと思いますので、遅くなっても大丈夫ですよ。

つい興奮して腐った話を出してしまいましたが、よかったでしょうか・・・;
本当、匈奴サイドでも漢サイドでもしょっちゅう衛青衛青言ってて・・・・真面目に、それだけ常識を覆す働きをしたすごい軍人なんだなとも思うんですが、いろんな意味で愛されてるなと感じますよね・・・!

後半と5巻の分も、お時間ができてお暇なときにでも・・・是非拝見したいです^^*

わ、私のですか?そうですね・・・私は専ら劉徹×衛青がおいしいなーと思ってました。逆もいけるんですけど・・・いや正直どちらでもおいしいんですが。
衛青の活躍に対して薄情なほど何も思ってないように振舞う陛下と、意地でも認められてやろうとふてぶてしい態度で頑張る衛青の関係がやばいもえると思いました。
霍去病×衛青は、李敢がおじ上に怪我させたときの去病のリアクションを読んで火がつきました。
幼いころはつんつんした(愛ゆえ?)衛青と去病の関係が不器用な親子みたいで可愛くて微笑ましかったんですが、成長した去病と衛青の体格差と、去病の例の行動に異常に萌えて・・かけちゃおうと・・・

あと最初のころの、桑弘羊と衛青の会話が可愛すぎると思いました。
陛下に馬の御しっぷりを自慢したときも、桑弘羊の脾肉なんていつ見たんだよ硬さとかいつ確かめたんだよとか思って妙に笑えました・・・

あああすみませんすみません調子乗って書きすぎました;

更新楽しみにしております!
乱文失礼しました;
from. 原 | 2011/09/15 18:49 |
長らくブログ・返信を怠ってしまい、大変申し訳ありませんでした…。
ご覧になっているかは分かりませんが、レスを見て本当に幸せになりました。ありがとうございます。
また来て下さいましたら、いつでもお気軽に叱咤でもコメでもしてくださいませ。

>>劉徹×衛青
最近自分もとみにおいしいですもうおいし(略)
私は2〜4巻の衛青がひたすら献身的に見えて胸が詰まりそうです。
戦捷の報を送りたい、役に立ちたい、……なんつう良妻、あっすみません
最期の時に衛青が涙を流したのは、劉徹が認めてくれたからなのかなあと思ったりします。

>>霍去病×衛青
「不器用な親子」!「ぶきような おやこ」!!くう萌えます…
本文から推測するに、去病の方が体格良いのは公式ですよね!
衛青の二度の負傷と去病の態度には妄想が尽きません……。

>>桑弘羊の脾肉なんていつ見たんだよ
!!盲点!!衛青殿ってナチュラルに触ったりしそうで困る(そう思うのはお前だけだ)
初期の衛青はのほほんとした感じがあってマジかわいいちょうかわ(ry


こちらこそ長く放置していたくせに原さまのコメントに萌えてすいません萌えましたほんとおいしすぎました
重ね重ね、返信が遅くなったことお詫びいたします。
そして、コメントをありがとうございました。
もしまたお話しできましたら、陛下にするが如く平伏して読ませていただきますm(_ _)m
from. 西 砂子 | 2012/07/02 00:32 |
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